DOKYO 同郷仲間との出会いをふやす一般社団法人

同郷仲間との出会いをふやす
一般社団法人

DOKYO 同郷仲間との出会いをふやす一般社団法人

使 命

①働く価値観・選択肢の幅を広げ地方人財の雇用創出を促進する
②就職活動における都市部と地方の情報格差を埋める
③同郷同士の繋がり、絆を大切にする
④リアルコミュニケーションでの情報提供を重んじる

DOKYO 同郷仲間との出会いをふやす一般社団法人

設立の経緯と想い

経団連および大手就職メディアの方針により、新卒学生の就職活動スケジュールが毎年のように変更されております。これによって多くの就職活動生が混乱に陥り、結果的に就職活動の長期化や、就活浪人などの悪循環が生まれています。また採用する側でも、「中小企業の内定辞退の増加」といった副作用が生じています。こうした状況を受けて経団連が見直しを行いましたが、たとえ就職活動の体制が良い方向に変わったとしても、都市部とそれ以外の地域の学生が得られる情報量には多大な差が出ており、依然、就職活動の「地域格差」が埋まらない現状があるのではないかと提言します。
その地域格差を埋めるべく我々は、地方人財の「働く価値観」「選択肢」の幅を広げ、雇用創出に貢献すべく、この社団法人を設立いたしました。

就活の地域格差の現状事例

接触できる企業数に圧倒的な差

接触できる企業数に圧倒的な差

いまや、インターネット上で一般公開されている情報に関しては、首都圏も地方も関係なく入手できる世の中です。しかしながら、インターネットでは得られない情報を得るための企業説明会やイベントは、大手就職メディアの合同説明会の開催数を例にとっても、首都圏に比べて地方中核都市では約2分1、それよりも地方都市になると、さらに頻度は低くなります。そのため、地方学生は首都圏在住の学生よりも多くの交通費・宿泊費などを捻出し、企業説明会やイベントへ参加をしている状況です。たとえば、首都圏学生の就活にかかる交通費平均が約5万円のところ、ある地方学生では30万円に上ったというケースも存在します。実際、企業の採用説明会やイベントへ参加をしたくても金銭面での制約でなかなか参加ができない地方学生は多く、「得られるはずの情報」「企業との接触機会」だけをみても、地方学生は首都圏の学生と比べて圧倒的な差が出ているのが実情です。

インターネット上でも情報格差 データ反映したい

インターネット上でも情報格差

金銭面的制約により、新卒採用説明会・イベントになかなか参加できない学生はインターネットから情報を得ようとしますが、インターネット上に存在する信頼性の薄い掲示板や口コミサイトの情報を鵜呑みにしている地方学生は多くいます。さらに、学生同士で情報交換されていくSNS上のクローズド情報をみても、企業とのリアルコミュニケーションが豊富な首都圏の学生同士のコミュニティでは情報交換が活発になり、全体の情報量や質が高まっていくのに対し、地方では情報を得ている学生自体が少なく、地元学生同士の横の繋がりも薄い傾向にあります。そのため、地方学生の間では情報交換が活発になることも難しく、そこでも首都圏の学生とは格差が生まれています。

このように、地方学生は「リアル」と「ネット」の両面で情報の
量・質ともに「就活格差」が生まれています。
そして、この格差はもはや個々の学生の努力だけでは
埋めきれない点であるといえます。

そのため、我々は直接各地方に出向き、
「働く価値観の幅」「選択肢の幅」を広げるべく下記活動を行い、
地方人財の雇用創出に貢献していきます。

応援コメント

株式会社マーケットエンタープライズ 代表取締役 小林泰士

株式会社マーケットエンタープライズ
代表取締役 小林 泰士

会社経営をする中で新卒採用も10年目となり、様々な地域の学生と毎年話をしてきましたが、地方都市の学生は視野が狭いなぁと感じることが多いです。本来、身近にスマートフォンやインターネットがあり、自分で情報を得ようと思えば、様々な情報が知れる時代なのにです。何がそうさせているかというと、世界に飛び出したり、新たな領域で仕事にチャレンジしている大人と接することなく、過ごしてきたからだと思いますし、身近に選択肢を広げてくれる存在がいないからなのかも知れません。どんな道に進むにせよ、もっと、これからの未来を創っていく可能性のある若い世代だからこそ、たくさんの情報を仕入れ、可能性の幅を広げて、その上で道を決め、希望と自信に満ちたファーストキャリアを歩んで欲しいと思います!若者に選択肢を広げる機会を提供すること。DOKYOの取組みに賛同します!

株式会社ピアズ 代表取締役 桑野隆司

株式会社ピアズ
代表取締役 桑野 隆司

株式会社ピアズは新卒採用を始めてからはまだ4年目ですが、多くの地方学生の方々と出会っており、18卒に関しても19卒に関しても多くの地方学生を採用し内定を出しています。私たちは、地方学生の魅力を、「成長意欲」「社会貢献」という言葉に貪欲であり、将来地方活性化を目指し事業家志望の学生も多く、また「人間力」に溢れ笑顔が多くコミュニケーションを積極的に取りに行く姿勢だと考えています。弊社の求める人物像が「情熱系個性型未完成ニンゲン」だからこそ、地方である事を表に出し、良さを引き出しながら就職活動を進めて頂きたいと感じております。

株式会社YAZ 代表取締役 田中康之

株式会社YAZ
代表取締役 田中 康之

私自身、地方出身の為、就職と同時に東京に出てきました。昔は、東京のリアルな情報が少なかった時代。東京でのリアルな出会いは、貴重なものでした。社長になり東京で新卒採用を始めて初めて気づいたんです。実は地方学生というだけで、出会いは東京の半分以下、いやそれ以上に少ないことです。さらに根深いのは、その違いに気づいていない地方学生が多いこと。そしてIT技術の浸透で、リアルに出会わずとも情報を得た感覚になる、ITは距離を縮める技術ではありますが、人生を決めるには何か不足していませんか?そんなリアルな出会いを増やすDOKYOの取り組み、地方出身である自分と、IT技術をビジネスにしている自分と両方の立場でとことん推し進めていきたいです。

株式会社フルアウト 代表取締役 金田和也

株式会社フルアウト
代表取締役 金田 和也

弊社では、毎年地方の学生を採用しております。その中には、地方出身を言い訳にせず、内定者時代から東京に来て、仕事に取り組むパワフルなメンバーもいます。地方の方は情報格差があると言われますが、これだけITが発展し情報がいつでも取得できる時代に格差があるというのは、あまり考えられません。イキイキと働く大人や社会人が周りに少ないことが大きな要因なのではと考えます。だからこそ、このDOKYOに参加し、少しでもイキイキと働く社会人に学生の皆様が触れていただくサポートをできればと思います!そして、若さとエネルギー溢れる今だからこそ、チャレンジや選択肢の多い環境に進み、皆さんの可能性を存分に広げていただきたいです!

シアトルコンサルティング株式会社 代表取締役 京和 将史

シアトルコンサルティング株式会社
代表取締役 京和 将史

シアトルコンサルティングでは、新卒採用を始めて10年が経ちました。浅井代表理事とは、新卒採用の開始時期からお付き合いさせていただいております。この10年、新卒採用を行う中で当社は地方学生との親和性が高いと感じ、地方人材の就職活動を支援する企業様とタッグを組み、地方人材の雇用創出を促進しております。実際に関西をはじめ、九州地方、中国地方、東北地方、北海道など、様々な地域から上京してきたメンバーが活躍しています。また、当社では「チームワーク×IT」で世界を動かしていきたいということから、「TeamTech Move the World 〜TeamTechで世界を動かす〜」というMissionを掲げ、人と人とのつながりを大切にしています。人のつながりを大切にしている当社だからこそ、リアルなコミュニケーション場を提供しているDOKYOの取り組みに参加し、皆様の出会いを全力で応援していきます!

株式会社セキュア 代表取締役 谷口辰成

株式会社セキュア
代表取締役 谷口 辰成

私自身も卒業後、地方から東京に出てきました。その時に感じた、情報量・熱気・パワーの凄さを今でも鮮明に覚えています。これまでに仕事で海外のいろいろな都市を回ってきましたが、やはり東京は世界でも有数の都市なのだと強く感じています。セキュアでは新卒採用をはじめて6年目になりますが、入社後2~3年内には必ず海外出張を経験してもらいます。海外の都市が持つ熱気や人々のパワー、ビジネスの感覚を生で感じて欲しいという考えからです。弊社でも既に地方出身者は多く活躍していますので、今回のDOKYOの取り組みを通して地方と東京そして日本と海外の架け橋となりたいと考えている若いチカラを本気で応援していきたいと思っています。

代表理事のインタビュー

代表理事 浅井慎吾

代表理事

浅井 慎吾

Shingo Asai
株式会社アイ・パッション 代表取締役

私が代表を務める株式会社アイ・パッションでは、就職メディア運営事業や採用コンサルティング事業のほか、ベンチャー企業と学生をつなげる採用イベント「情熱フェスタ」を2010年頃から実施しています。このイベントは東京を皮切りに、お客様のニーズもあって大阪、福岡、北海道などの各地へと横展開。特に東日本大震災後はベンチャー企業の多くが採用難になり、東京を拠点とする企業も首都圏以外での採用活動に乗り出すケースが増えています。また、弊社のイベントは一般的な企業の合同説明会ではなく、学生に対してある課題を与えることで、学生が主体的に考え、行動し、ベンチャー企業の経営者と接点を持つユニークな内容となっています。結果的に学生にとって成長や新たな学びの機会になることから、次第に全国各地の大学からも「やってほしい」という声が出始め、現在ではその声にお応えして地方開催数も増やしています。

「どうせ働くのなら、誰もがイキイキと働く世の中にしたい」これが、私がかねてから抱いていた想いです。そして「日本経済を下支えするベンチャー・中小企業の雇用創出に貢献し、イキイキと働く若者を増やし、社会全体を活性化させること」という仕事観(ビジョン)を掲げ、起業家として歩んでまいりました。これまでに多くの未来ある学生の就職支援を行い、情熱を持った起業家との出会いのなかで、私は「イキイキと働くこと」の重要性をより強く実感しています。そして、先に挙げたビジョンは今後、単に一企業のビジネス(仕事)として成し遂げるだけではなく、私の「志事」として追求していきたい、若者がイキイキと働けるチャンスを積極的に提供したい。そのような想いがますます膨れ上がってきたのです。

日頃、数多くの学生たちと接していると、しばしば「身近にイキイキと働いている人がいない」という声を耳にします。だからこそ、私はそんな若者たちに「WHY(なぜそのビジネスをするのか、なぜそのビジネスを創るのか)」にこだわりを持つ起業家と出会い、溢れんばかりの情熱に触れてもらいたい。常に最前線でビジネスに熱狂している人や、そのようなトップの下で主体的に、自分らしく働いている方々と出会ってもらいたいのです。若者たちが、溢れんばかりのエネルギーを持つ方々と出会うためのきっかけづくり、プラットフォームづくりをするために、この度『DOKYO』を立ち上げました。

『DOKYO』では自分の人脈も活かしながら、日本各地に埋もれている学生たちに、より多くの将来の選択肢を与えたいと考えています。これから私は、我々の想いに共感いただく起業家たちと共に、全国各地へと“情熱の火”を付けにいきます。

代表理事 福田浩太郎

代表理事

福田 浩太郎

Kotaro Fukuda
株式会社ヴィックスコミュニケーションズ 代表取締役

私が2003年に設立した株式会社ヴィックスコミュニケーションズでは、2012年度より新卒採用をスタートしました。最初は東京のみでの採用活動を行っていましたが、2年目以降は大阪や札幌、さらに鹿児島や沖縄など首都圏以外へとエリアを拡大。以後、毎年日本全国の学生たちと出会うなかで、都市部以外の学生は東京の学生と比べ、圧倒的に就職活動に関する情報を持っていないことに気付きました。

地方の学生たちの声に耳を傾けてわかったのは、地元と有名大企業以外の企業情報がほとんど入ってこず、先生や親に勧められるままそういった企業への就職を果たす人が大半だということ。当然「ベンチャー」という選択肢すらない状況です。もっといえば、就職活動の方法すらきちんとわかっていない学生も多く目の当たりにしました。一方、多種多様な情報が溢れる東京および都市部の地域では、ベンチャー企業を選択肢に入れている学生も少なくありません。しかしながら、ベンチャーの本当の姿までは理解されておらず、何となくキラキラとしたイメージだけで就職活動に臨もうとする学生も多く見受けられました。実際、当社が新卒採用を開始した頃は、自社でも入社後のミスマッチという問題が発生していました。

ここから私が気付いたのは、現在の日本における就職活動システムの異常さです。本来であれば、学生時代のインターンによって仕事を体験し、実際に働いているさまざまな人と接するなかで自分が進むべき道を決めていくべき。しかし現実には、多くの学生たちは時期がくれば突然、業種や職種のイメージで企業の絞り込みを始め、右も左もわからぬまま就職活動の波に飲み込まれていきます。また、情報が少ない都市部以外では「そもそもやりたいことがわからない」「どのように動けばいいのかわからない」など、パニックを起こしている学生も多く見受けられます。私は「やったこともないこと」で就職先を決めなくてはならない、この日本の就活システムに異議を唱えると同時に、学生にはより多くの働く人たちに出会い、仕事を理解し、会社の実態を知ってほしいと考えています。そして、より多くの情報や選択肢を持ったうえで、自分自身が本当に納得できる就活をしてほしい。また、同時期に同郷で就活をしているゆえに、将来は多業種に散らばる同期になりえる仲間同士のつながりを強固にし、情報を交換・共有してもらいたい。これこそが、私が『DOKYO』で成し遂げていきたいことです。

理事 福谷竜士

理事

福谷 竜士

Ryuji Fukutani
ie株式会社 代表取締役

私が代表を務めるie株式会社は、変わりたい若者が変われる環境を事業として創っています。
具体的には、若者支援事業として、毎月1回30〜50名の学生とベンチャー企業とをつなぐマッチングイベントの開催、インターン紹介、地方の学生が泊まれるシェアハウス【C-can】(2020年7月設立)を運営しています。
また、コミュニティを空間から創るべく、家のリノベーション事業も展開しています。

私はもともと宮崎で育ち、大学で関西に来ました。
高校は、「いい大学にいけば公務員になれる。」「地元で有名な企業にいけば、優秀」という教育を受けていました。その時は一切疑問を持たなかったのですが、大学時代で環境が大きく変わり、何のために働くのか、どんな生き方をしたいかなど、「働く」ということに考えさせられる機会が多くありました。

大学4年の時、地元の同期と会う機会がありました。当時、優秀だった彼らが公務員や銀行に就職すると言っていました。
なんでそこに就職きめたの?と聞くと、「安定だから。」とだけ答えるんです。
その時、"情報格差"を身にしみて実感しました。
地方学生の就職活動は物理的距離、金銭面、時間など様々な理由で、情報が多い関東関西に行くこともできず、素晴らしい企業に出会うきっかけがないんです。
だからこそ、このサービスを通して、地方の学生が変わるきっかけが創れると思い、DOKYOに入らせて頂きました。

若手人材のインタビュー

株式会社ヴィクサス 新垣 賢吾

株式会社ヴィクサス

新垣 賢吾

Kengo Aragaki
2015年新卒入社 沖縄出身

僕は沖縄で生まれ育ち、大学卒業までの日々を地元で過ごしてきました。もともと沖縄には愛着があり、就職活動を始めた頃は県内就職を考えていたのですが、第一志望先が不採用であったことから他の可能性を探るように。友人の紹介で、ベンチャー企業に特化した就職情報メディア『パッションナビ』の存在を知り、東京のベンチャー企業に興味を持つようになりました。ちなみに、当時、沖縄にいて入ってくる県外の就職情報はものすごく少なく、大学に届く県外の求人情報も限られた大手企業のみ。情報はほぼネットで集めるしかありませんでした。

結局、大学卒業後は東京に本社を構える株式会社ヴィクサスへ入社。営業として東京本社での勤務を続けています。上京前は、電車すらない沖縄から大都会へ移り住むことを心配する知人・友人もいましたが、職場環境や周りの人にも恵まれ、自分でも驚くほどホームシックにはならず、毎日がとても充実しています。

沖縄は特に地元志向が強いといわれ、僕の学生時代の友人も9割ほどは地元の企業や自治体へ就職しています。僕自身、東京に来てから3年、たまに県内就職をした友人に会うと、働くことに対する価値観の違いを感じることも出てきました。限られた人脈、限られた情報のなかで過ごす沖縄では、そこまであくせく働かなくてもある程度やっていけるのかもしれません。正直、僕も昔はのんびり働くことに憧れもあったのですが、今は厳しい環境のなかで少しでも成長したい、たくさんの刺激を得たいと考えるようになりました。新しいものに囲まれ刺激が常にある東京の環境は、地元では得られなかったものだと実感しています。自然とアンテナを張る癖がつき、「新しいものをどんどん取り入れよう」という考えを持つようになったことが、僕にとって一番の変化だと感じています。

それでも、僕は沖縄が大好きです。生まれ育った大切な場所とはずっと関わっていたい。だから将来的には沖縄に戻り、何か地元の力になることをしたいと考えています。今はまだ帰れませんが、いずれ僕が東京で身につけたものを沖縄に還元できるよう、これからも必死で成長していきます。

株式会社アイ・パッション 石川 佳実

株式会社アイ・パッション

石川 佳実

Yoshimi Ishikawa
2016年新卒入社 青森出身

就職を機に、青森から東京へ出てきました。地元は大好きで大学も実家から通っていたので、上京当初は寂しくて寂しくて。よく一人で泣いていましたね(笑)上京したきっかけは、大学でプログラミングを学んでいた延長で、エンジニアとして働きたかったから。地元は新卒採用を行っているIT企業が多くなかったんです。また、青森のIT企業が集まるイベントに何度か参加したことがあるのですが、そこで出会った人が東京で働いてから青森に戻り地元を盛り上げようとしていたので、そんな姿に刺激を受けたのもあります。

今の会社に就職した決め手は、エンジニアで採用してもらえたことと、ベンチャーなのでエンジニア業務以外にもさまざまなことに挑戦できると思ったことです。仕事は楽しいです。自分の意見を言いやすく、アイデアをすぐ実行に移していけるスピード感があって、短期間ですごく成長できていると感じます。

地元の母とは仲がよくて、いまだに2~3日に一度は長電話をしています(笑)古くからの友達は、大学進学などで一度青森を離れても、就職を機に戻って公務員やスーパーなどで働いている人が多いですね。地元の人たちに「東京でITの仕事をしている」といっても、なかなか正しく理解してもらうのが難しいときもあるのですが、地元の子たちも頑張っていると思いますし、今は別の場でお互い真剣に生きている感覚です。

エンジニアは社内にいることが多いので、積極的に社外の交流会や勉強会に出るようにしています。30歳を区切りに地元へ戻るつもりですが、東京での生活が楽しくなったら、もっとこちらにいるのかもしれません。東京に来て気付いたことのひとつは、リモートワークなどさまざまな働き方で自分らしく生きている人が多いということ。いずれは自分が東京で得た考え方を地元に持ち帰って、青森でもいろんな働き方ができるようになればいいと思っています。

一学年上の先輩がインターンを経てヤフーへ就職したのもあり、私も大学3年のとき、東京のIT企業で2週間インターンをしました。お金はものすごくかかりましたが、インターンの経験は貴重だったので、思い切って挑戦してよかったです。皆さんも何かやってみたいことがあるのなら、ぜひ外へ飛び出す勇気を持ってもらいたいと思います。

株式会社マーケットエンタープライズ 渡邊 聖知

株式会社マーケットエンタープライズ

渡邊 聖知

Seichi Watanabe
2013年新卒入社 福岡出身

大学卒業まで福岡県で過ごしました。最初は地元で就職するつもりでしたが、何社か内定が出るなかで改めて自分の将来をイメージしたら、このままだとつまらないサラリーマンのまま人生が終わるような気がしてしまったんです。親は公務員でずっと福岡で働いていましたが、自分はそれでは満足できないだろうなと。それで、東京に出ることを決めました。

もともと起業意欲があったので、ベンチャー企業に絞って就職活動をしていきました。東京で最初に出会ったのがこの会社で、自分のビジョンと会社の方針が同じだったことから「ここしかない!」と直感的に入社を決めました。僕は、将来的には福岡でビジネスをやりたい気持ちがあるのですが、この会社も当時は拠点が東京本社のみ。まさにこれから全国の主要都市へ展開していくというタイミングだったので、そこに携わりたいという想いで入社しました。

入社後は東京で約1年間さまざまな学びを得てから、福岡センターの立ち上げ業務を経験させてもらいました。その後は大阪センターへ転勤し、さらにエリアマネジャーのような役割も務めて、東京に戻っています。「28歳までに起業」という目標があるので、いま、急速にいろいろなことを経験できる環境で働けることが本当に嬉しいです。正直、東京に来るにあたっては結構な覚悟を持っていましたし、「ベンチャーは相当ヤバい環境なのではないか」とも想像していたのですが、いざ入ってみたら恵まれた環境で働けているなと実感します。

東京での生活はメチャクチャ楽しいです。どこへ行っても栄えているし、刺激を求めたい自分にはピッタリ。でも、地元も大好きなんですよ。東京にいる今だから言えることは、地元が好きで、地元をよくしたいと考えているのなら、なおさらその場を一度離れて、他の場所の良さも吸収してみてほしいということです。

ただ、どこの地方でも一緒だと思いますが、東京での就職活動にはお金がかかります。僕はこの会社の説明会や選考のために、福岡と東京を3往復しました。それでも、就職活動は人生を大きく左右することだと考えていたので躊躇はなかったですね。地方は情報も少ないので、そこで得られる情報だけで完結してしまいがちですが、ぜひ皆さんにも自分の将来のために「就職」について本気で考えてもらいたいです。

株式会社ピアズ 加藤 里沙

株式会社ピアズ

加藤 里沙

Risa Kato
2018年新卒入社 兵庫出身

高校卒業までは地元神戸で過ごし、島根大学に進学しました。島根は『インターン』と言っても、実際には何か体験して学べるわけでもなく、企業の説明会だったりするんですよね。そもそも就活イベントなんて島根にはないので、存在すら知らなかったし、就活ってなんだろう、という状況でした。

そのような中、 (株)アイ・パッションが開催する「情熱フェスタ」という就活イベントの存在を知り、友人からも話を聞いていたのですが…その友人曰く「島根でも(情熱フェスタが)開催されるみたい」と。これを聞いて「行くしかない!」と思い、参加しました。実際参加してみたら、すごい『衝撃』を受けましたね、「何これ楽しい!!」と。

それからは「もっと色んな企業に会いたい!」という想いから、情熱フェスタの東京開催に参加してみることにしました。ちなみにその回の情熱フェスタ(東京)は、全部で学生が50人ほど参加した中、10人が島根から参戦という…すごいですよね(笑)しかもその時、島根から参戦した10人のうち9人が企業からスカウトをもらえたんです!唯一スカウトをもらえなかった私は、悔しくって悔しくって。普段から、ディスカッションの練習もしていたし、多少なりとも自信があったのですが、見事惨敗。

でもその後、もう一度情熱フェスタにリベンジして、企業が6社参加する中、5社からスカウトをもらえました!!(そのうちの1つが(株)ピアズでした)それからの就活は「誰と働くか」ということと、「この会社が好き」「社長が好き」と感じられるかどうかを軸に就職先を探し、最終的に(株)ピアズに決めました。

実際に入ってみたら、思っていた以上に『人』の関わり合いが深く、社員は何より仲良し。仕事だけでなくて、うちの会社は休む時も遊ぶ時もいつも一緒、それが普通なんです(笑)そこまで踏み込んでくる?と思うようなプライベートな話も、ドンドン踏み込みます。凹んでいるメンバーがいたら、皆で声をかけるし、本当に家族みたいな感じですね。

(株)ピアズに就職したばかりの時は、将来「(大学生のときに所属していた)モデル事務所を増やしていきたい・大きくして行きたい」と思っていたのですが(もちろん今もその想いはありますが)、今はそれ以上に『女性が働きやすい環境』『ポジションつくり』をもっと整えていきたいなと思っています。結婚しても出産しても、仕事も諦めず働ける環境を、と。(株)ピアズには『ネクスト10』という、創立10周年のときに作った未来の10年を描いたムービーがあるのですが、私はその中にある「保育園をつくること」「食堂をつくること」を(株)ピアズと共に実現したいと考えています!

シアトルコンサルティング株式会社 渡邊 麻依

シアトルコンサルティング株式会社

渡邊 麻依

Mai Watanabe
2017年新卒入社 愛媛出身

大学に入学した時は公務員を目指していて、公務員志望向けの講座を受けていました。3年生の11月に参加した国際交流イベントで、自分が思っていたよりも英語が話せないことに衝撃を受け、それを機に、休学してカナダへ留学をすることを決意しました。

留学を経て、「SEになりたい」という夢ができ、「SE」を就活の軸にすることに。小さいころから思い立ったら行動する性格だったこともあり、フラットで自己裁量性があり、自分の意思も伝えやすい環境ではないかと感じた「ベンチャー」をもう一つの軸にしました。実際に就活をスタートし、「SE」×「ベンチャー」で企業を探していましたが、惹かれる企業はなぜか東京に多くて…地元から離れることにはなりますが、すでに兄や大学のゼミの先輩が東京にでていたので、東京に出る心配や懸念はあまりなかったです。

シアトルコンサルティング(株)を選んだ理由は、「海外展開をしていること」。そして何より、「人柄が良いな」と感じたことでした。就活では、もちろん他の企業にもたくさん行きましたが、(ほかの会社と比べて)私たち一人ひとりに対して本当に親身であるところ、それが「社員だけでなく社長も」という点から、入社を決めました。

私自身、経済学部出身なので、いわゆる文系からSEに就職しています。内定者の時から研修があり、1年上の先輩たちがサポートし教えてくれていました。「入社して半年で教えられるくらい成長できる環境がある」と内定者の頃から入社が楽しみになりました。こういったこともあり、(文系未経験でSEを目指したわけですが)スキル面での心配はなかったです。もちろん私も「教えられる側」だけでなく「教える側」も経験しました。今考えてみたら、これはとても貴重な経験だったと思います。

将来の夢は「地方と関わりたい」と考えています。入社2年目でSEからWebディレクターへキャリアを変え、現在はHPのリニューアルなどの提案をしています。地方にはすごく良いものがたくさんあるのに、それが埋もれている状態なので、ブランディング含めて首都圏や世界の人の目に届くようにしていきたいです。今の上司にすでにこの想いを話していることもあって、地方絡みのプロジェクトに参画する話もあがっています。(こうしてやりたいことをやらせてくれる会社なので、これも私のモチベーションに繋がっています)

まだまだWebディレクターとしてのキャリアは浅いのですが、ユーザーにとって、クライアントにとって、最高傑作と思える提案をし続けていきたいです。

株式会社YAZ 松永 裕太郎

株式会社YAZ

松永 裕太郎

Yutaro Matsunaga
2018年新卒入社 長崎県出身

高校生の頃、クラスメイトに勉強を教えたりすることが好きで教員になることを考えていました。ですが、それとは別に当時所属していた放送部で実績も残せて、放送業界も進路の一つとして考えたのですが、決心できずにいました。

それと、小さい時からPCで遊んでいたこともあって、高校時代に独学でHTMLなどを使ってサイト制作をしていました。ふと考えた時に、放送部で経験した『人前で話せる』スキルを武器にIT業界に進んだら、強いんじゃないかって思ったんです。それで、高校卒業後は職業訓練校に入って、プログラミングを学ぶことに。

エンジニアとして仕事するには、地元の長崎に比べたら、東京での案件の方が断然大きいわけで…そういうことを考えたら、東京の方が成長する可能性が確実にあるなと。そう考え、勉強を頑張っていたのですが、プログラミングはなかなか上達せず、周囲に比べてそこまで得意ではありませんでした。就活も都内の企業はどこも落ちてしまい、上手くいかず。それでも技術は大好きで、プログラミングの学習は諦めず、サイトやアプリ制作に没頭していました。

そんな時に、地元で行われたイベントを通じてAndroidの会の理事の方と出逢い、その方が「友達がやっている良い会社があるから紹介してあげるよ!」ということで、(株)YAZ田中社長を紹介してくださいました。その出逢いがなければ東京で仕事をしていたかどうかも分かりません。

とりあえず『一つの選択肢』として見てみようかなと思って実際に(株)YAZに来てみたのですが、今までの僕の中にあったイメージとは違ったんですよね、良い意味で。IT企業というと「カタカタカタ!カタカタカタ!」というキーボードの音ばかりだと思っていたら、とにかく社員の笑い声と話し声で…会社が明るくって。(こんなこと話したら失礼ですけど)「本当に仕事してるの?」と思ったほど自分が思い描いているエンジニア像とは掛け離れていました (笑)

上京して1年経った今思い返すと東京に出てきて、本当に良かったと思っています。地方にいるとどうしても視野が狭くなってしまい、上京することに対しても消極的になってしまいがちですよね。ですが、地方で就活をされている学生の方々には、もう一度自分が今どういった進路を歩みたいのか見つめ直して欲しいと思います。学生での就職活動が、一番時間をかけて自分自身と向き合える貴重な経験だなと。強い信念を持てることが見つかれば、どんな逆境でも成長できると思うので応援しています。

具体的なイベント開催実績

具体的なイベント開催実績
  • 札幌
  • 仙台
  • 東京
  • 富山
  • 福井
  • 名古屋
  • 大阪
  • 香川
  • 福岡
  • 熊本
  • 鹿児島
  • 大分
  • 長崎
  • 島根
  • 沖縄

オンライン開催 ※ゼミ

参加応募

※第一開催から第六開催の内容は同じの為、第一~三部の調整が難しい場合は、跨いでの参加OKです

■第一開催 
第一部12/2 第二部12/3 第三部12/7 開催終了

■第二開催 
第一部1/25 第二部1/26 第三部1/27

■第三開催 
第一部2/1 第二部2/2 第三部2/3

■第四開催 
第一開催2/15 第二開催2/16 第三開催2/17

■第五開催 
第一開催3/1 第二開催3/2 第三開催3/3

過去のイベント情報

■2018年8月26日(日)大 阪 参加人数50名以上

■2018年10月27日(土)鹿児島 参加人数35名以上

■2018年10月28日(日)香 川 参加人数45名以上

■2019年3月15日(金)熊 本 参加人数15名以上

■2019年9月23日(月)広 島 参加人数35名以上

■2019年9月28日(土)名古屋 参加人数30名以上

■2019年11月3日(日)大 阪 参加人数40名以上

■2019年11月9日(土)福 井 参加人数20名以上

■2019年11月16日(土)名古屋 参加人数15名以上

■2019年11月23日(土)島 根 参加人数45名以上

■2019年11月24日(日)四 国 参加人数50名以上

■2019年11月30日(土)熊 本 参加人数25名以上

■2019年12月1日(日)鹿児島 参加人数30名以上

■2019年12月14日(土)島 根 参加人数15名以上

■2019年12月22日(日)四 国 参加人数25名以上

■2020年1月11日(土)広 島 参加人数30名以上

その他 Coming Soon…

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